こんにちは!miyuki(@home0n0garden)です。
5歳ともうすぐ1歳になる、二人の娘を育てる母です。
次女は、今でこそ元気ですが、
生後15日でひどい咳
↓
小児医療センターへ救急搬送
↓
『RSウィルス細気管支炎』確定
↓
準集中治療室で1週間入院
ということがあり、本当に死んでしまうのではないかというほどでした。
今は健康そのものです。
この記事では、当時を振り返って、
- 自宅での咳の様子
- 救急車を呼ぶに至った経緯
- 救急車の中でのこと
- 小児医療センターについてからのこと
について、まとめます。
新生児が咳をし始めたら、要注意!
見たいポイントは、
✔︎いつどういう状態で出るか?
✔︎咳の音は?
✔︎呼吸の様子は?
✔︎咳以外の症状は?
✔︎飲めているか?
ということです。
気になるところから読む
次女が生まれた時のこと
次女が生まれた時のことをざっとまとめます。
生まれた週数 | 38週 |
---|---|
体重 | 2552g |
妊娠中 | 特に問題なし |
出生までの経過 | 特に問題なし |
出生後 | 生後1週間で、黄疸が強く出て、一晩光線治療で入院。 |
少し小さめで生まれましたが、特に大きな問題はなく、退院できました。
新生児期に咳をし始める(自宅での様子)
咳をし始めた日
生後15日のお昼頃から、ケホケホとしだしました。しかも、鼻水まで。
えっ!今のって咳?
新生児って咳するの?
鼻水も出てる!
母親の免疫をもらってるから、風邪ひかないんじゃないっけ??
というのが、率直な感想。
そのとき、たまたま実母が来ていました。
考えられる原因
同時期に、幼稚園に通う長女が咳をしていました。
長女から持ち込まれたことは、確実です。
兄・姉がいるご家族は、新生児との接し方にも注意が必要です。
赤ちゃんが気になって、お世話したり、至近距離で近づいてみたり…。
上の子に、風邪の症状がある場合は、赤ちゃんと接する時だけでも、マスクを着けさせるなど、させるといいと思います。
母乳を飲まない!
時間が経って、夜になりました。すると、
- 咳がひどくなった。
- 苦しそうに肩で息をしている。
- 母乳を飲まなくなってきた。
- うつらうつらして、寝られない。
- 相変わらず、鼻水も出ている。
「これは様子を見ている場合じゃない!」と判断しました。
#8000と産院に相談
#8000(夜間の医療相談)に電話
どうしたらいいのかわからなかったので、23時ごろ、#8000に電話して、相談しました。
#8000は、休日や夜間に、子どもの病気やけがについて判断に困った時に、小児科のお医者さんや看護師さんに相談できるものです。
すぐに受診するべきか、家でどう対処したらいいかなど、具体的なアドバイスをもらえます。
電話で伝えたことは、
✔︎生後15日女の子
✔︎昼頃から、ゴホゴホと咳をしている
✔︎肩で息をしている
✔︎鼻水が出ている
✔︎母乳の飲みが悪い
ということです。
産院にも電話で相談
『救急車』というフレーズにすごく驚いて、念のため、出産した病院にも電話して相談しました。
「#8000の人がそう言うなら、救急車を呼んでください!」とのことでした。
救急車を呼ぶ
電話をしたら、すぐに来てくれました。
救急隊員は、3人。
救急隊の方も、こんなに小さい子(日付が変わったので、生後16日)は運んだことがないらしく、念のため、近くの小児科ではなく、小児医療センターに連絡を取ってくれました。
小児医療センターは、『県内小児医療の最後の砦』と言われているほどなので、通常はなかなか受け入れてはくれないそうです。
ですが、生後16日ということもあり、救急隊の方が必死に説明してくれて、なんとか受け入れてもらうことができました。
でも、救急車に乗っている間は、心配で心配で。
気がおかしくなるかと思いました。
搬送先が決まったら、出発。
小さすぎて、ストレッチャーには乗せられないので、ずっと抱っこでした。
酸素マスクを当てていると、呼吸が少しラクになるようでした。救急車の揺れでウトウトしていました。
救急車に乗っている間、救急隊の方は、小児医療センターの方の指示で、熱や呼吸数、血圧などを計っていました。
最後の授乳が21時だったので、お腹が空いているよなぁと心配していましたが、授乳もミルクもあげることはできませんでした。
(誤嚥(ごえん)を防ぐためだと思います。)
《そのとき長女は…》
救急車を呼ぶことになった23時ごろ、長女はもちろん寝ていました。
救急車を呼ぶ前に、まず近くに住んでいる義母に電話して、来てもらうようお願いしました。
(こんなときに、実家と義実家が近いのはありがたかったです。もし助けが得られなかったら、長女も連れて行くしかありませんでした。)
バタバタと用意していましたが、長女はまったく飽きることなく、朝まで爆睡でした。
小児医療センター到着、咳の原因はRSウィルスだった
小児医療センターに到着後すぐに、次女は検査をするため、連れて行かれました。
待っている時間はとても長かったです。
点滴姿で帰ってきた次女。
結果は、RSウィルス感染症。
細気管支炎になっていました。
(さらに進むと肺炎になってしまうそうです。)
RSウィルス感染症は、RSウィルスが伝播することによる呼吸器感染症。
2歳までに100%初感染すると言われています。
RSウィルス自体は、弱いウィルスですが、低月齢の子は重症化しやすいです。
最悪、無呼吸になることも。
細気管支炎や肺炎になり得ます。
RSウィルス感染症用の薬はなく、対症療法しかできません。
※咳をして、息苦しそうにしていたら、速やかに医療機関を受診する必要があります。
そして、次女の入院が決まりました。
親と離れての、完全看護です。
いつまで入院するかも、現段階ではわからないとのこと。
その日は、次女をお願いして帰宅しました。家に着いたら、朝の4時でした。
赤ちゃんに異変を感じたら
『様子を見よう』ではいけないときがあります。
私が経験したような『新生児の咳』は要注意です。
よく、『赤ちゃんはお母さんからもらった免疫があるから、風邪をひかない』と言われていますが、そんなことはありません。
新生児、月齢の低い子だって、風邪をひきます。病気になります。
赤ちゃんが咳をし出したら、
すぐに医療機関を受診してください。
休日や夜間なら、#8000に電話して相談するのも◯。
赤ちゃんの症状で見たいポイントは、
✔︎いつどういう状態で出るか?
✔︎咳の音は?
✔︎呼吸の様子は?
✔︎咳以外の症状は?
✔︎飲めているか?
ということです。
私と同じく『赤ちゃんの咳』や『RSウィルス感染症』でお悩みの方の参考になれば幸いです。